ロックマンゼクス アドベント

ロックマンゼクス アドベント

『ロックマンゼクス アドベント』（ROCKMAN ZX ADVENT）は、2007年7月12日にニンテンドーDS向けにリリースされたアクションゲームです。

概要

本作は、ロックマンゼクスシリーズの第2作目であり、ロックマンシリーズの20周年を記念する作品となっています。前作に引き続き、二人のプレイヤーが同時に進行できるダブルプレイヤーシステムを採用しており、登場するキャラクターの特性や能力に違いがあります。選択しなかったもう一方の主人公は前作と同様に物語に登場しません。

新たに導入されたのは、ボスから得ることができる「Aトランスコア」です。このコアを用いることで、主人公は倒したボスの姿や能力に変身することが可能になります。これは頭身や基本アクションが変わるため、ステージによって状況が有利また不利となる場合もあります。今回の変身システムは『ロックマンX7』からの影響を受けています。

さらに、前作の「ライブメタルシステム」も踏襲しつつ、データコピーでトランスオンに進化しました。今作では、フォルスロイドと新たに加わった4人の適合者がボスとして登場し、それぞれが特徴的な能力を持つため、異なるプレイスタイルが求められます。

ストーリー

物語は前作から4年8ヶ月後、科学技術が進歩した未来の設定で進行します。この世界では、人間と機械生命体「レプリロイド」が長い戦争を経て共存を目指す時代に入りました。連合政府「レギオンズ」が設立され、人間には機械の体が、レプリロイドには人間と同等の寿命が与えられる法律が制定され、平和な世界が築かれることになります。

しかし、数百年後には遺跡が「イレギュラー」と呼ばれる危険な機械生命体の巣窟になり、同時に数々の「ロストテクノロジー」が埋蔵されている場所となってしまった。そこに一攫千金を狙ったハンターたちが集まりますが、彼らはその遺跡がかつて戦争の道具であったことを忘れかけています。

登場キャラクター

メインキャラクター

• - グレイ（Grey）：本作の男性主人公で、14歳のレプリロイド。コールドスリープから復活し、様々な敵との戦いに巻き込まれます。
• - アッシュ（Ashe）：本作の女性主人公で15歳の凄腕ハンター。失った記憶を抱えつつ、違法ハンターを追います。

サブキャラクター

• - ヴァン（Vent）、エール（Aile）：前作からの引き継ぎキャラクターで、別のストーリーの中で登場します。
• - DAN、パンドラ：シリーズの重要なキャラクターであり、物語の進行において重要な役割を果たします。

ボスキャラクター

フォルスロイドやその名を冠する数々のボスたちがそれぞれ特性を持っており、プレイヤーは彼らを倒していくことになります。

システムと機能

本作では、ロックオンやトランスオンといった新しいゲームシステムが導入されており、それによりキャラクターの能力やゲームプレイが大幅に変わります。ボスとの戦闘では、各ボスの弱点をついて戦う必要があり、様々な攻撃パターンを使って攻略していくことが求められます。敵の種類やステージの構成も豊富で、プレイヤーは多様な戦略を考える必要があります。

まとめ

『ロックマンゼクス アドベント』は、アクション要素満載のゲームで、プレイヤーは魅力的なキャラクターたちと共に迫力のある戦闘を楽しむことができる作品です。豊富なストーリー、個性的なキャラクターたちの魅力、そして革新的なシステムが組み合わさって、新しいゲーム体験を提供しています。

もう一度検索